伊万里焼×越前和紙 [灯火]とうか
2016年10月10日
灯火は、越前和紙の匠、五十嵐美佐子と
伊万里焼、青木妙子による卓越した技術から生まれた
美しく繊細な光のオブジェです。
白磁には、花の形状の彫刻を施してます。
刃物で細やかな彫り施していく[透かし彫り]
は、有田・伊万里焼の古の伝統を継承する技法のひとつ。
柔くもろい粘土へ彫刻をほどこす作業は、繊細で卓越した技術が要求されるだけでなく、長時間の集中力と根気が必要です。
この採光部分に、越前和紙の光拡散和紙※を採用する事で、明かりを拡散し、より均一で柔らかな光空間を演出しています。
越前和紙の製造工程は実に多く、原料を作る8つの工程に加え、和紙の種類や職人の一手間からくる追加工程も数多く、上質な和紙が出来上がる迄には想像以上に多くの時間と技術を要します。
本作では、作家の手より、伝統の技法で端正に手漉きで漉き挙げた和紙を用いてます。
デザインこそシンプルながらも、卓越した技法力と表現力から生まれた独特な風合いや質感により、一段と深みのある光の表情を生み出してます。
女性らしい感性と伝統技術から生まれた明日へとつなぐコラボレーション作品です。

色鍋島の技法のランプ
[透かし彫り]が終わり、3週間乾燥し900℃迄焼成
ゴスで下絵付けし、釉薬掛け、1300℃迄焼成。
赤・青・黄色の色付けをし、830℃迄焼いて
出来上がり。

伊万里焼、青木妙子による卓越した技術から生まれた
美しく繊細な光のオブジェです。
白磁には、花の形状の彫刻を施してます。
刃物で細やかな彫り施していく[透かし彫り]
は、有田・伊万里焼の古の伝統を継承する技法のひとつ。
柔くもろい粘土へ彫刻をほどこす作業は、繊細で卓越した技術が要求されるだけでなく、長時間の集中力と根気が必要です。
この採光部分に、越前和紙の光拡散和紙※を採用する事で、明かりを拡散し、より均一で柔らかな光空間を演出しています。
越前和紙の製造工程は実に多く、原料を作る8つの工程に加え、和紙の種類や職人の一手間からくる追加工程も数多く、上質な和紙が出来上がる迄には想像以上に多くの時間と技術を要します。
本作では、作家の手より、伝統の技法で端正に手漉きで漉き挙げた和紙を用いてます。
デザインこそシンプルながらも、卓越した技法力と表現力から生まれた独特な風合いや質感により、一段と深みのある光の表情を生み出してます。
女性らしい感性と伝統技術から生まれた明日へとつなぐコラボレーション作品です。

色鍋島の技法のランプ
[透かし彫り]が終わり、3週間乾燥し900℃迄焼成
ゴスで下絵付けし、釉薬掛け、1300℃迄焼成。
赤・青・黄色の色付けをし、830℃迄焼いて
出来上がり。


投稿者 虎の子 at 15:23│Cm(0)